【余裕がほしいあなたへ】絶対にモノを手放せるようになる「発想の転換」7選!

ミニマリズム

モノを手放したら、必ず余裕が生まれる。でも余裕がなくてモノが手放せない、という人もいらっしゃるのではないだろうか。

学生時代のノートや思い出の品、社会人になってからの勉強資料など、多くのものを押し入れに押し込んでいるという人は少なくない。「もうそろそろ手放したい・・・」「収納場所がなくなってきた・・・」でも手放すにはあと一歩勇気が出ない。手放すにはほんの少しの「発想の転換」が必要だ。発想を少し変えるだけで、必ずモノは手放せる。今日は手放すためのヒントになる「発想の転換」7選をご紹介したい。

モノを手放せない理由

以下の順に解説していきたい。

  1. 「モノ=思い出」と思っている
  2.  高価だった
  3.  苦労して手に入れた
  4.  まだ使う/使えるかもしれない
  5.  二度と手に入らないかもしれない
  6.  もったいない
  7.  時間がない/面倒くさい/余裕がない/お金かかる

1.「モノ=思い出」と思っている

あなたにとって「思い出の品」はどんなものがあるだろう。人は様々な思い出を持っている。そして、その思い出と強い関連を持つモノや思い出の象徴となるものを思い出の品と呼ぶ。思い出があって捨てられない、というのは誰しも経験があるのではないだろうか。

しかしよく考えてみてほしい。モノは思い出を連想させるものかもしれないけれど、思い出そのものではない。なぜなら思い出は人の記憶に刻まれているからだ。思い出とは経験だ。人生とは、経験から得る思い出の総量であると言える。もしそのことに気付いたなら、ぜひ手放してみてほしい。

ただし、いきなり一番の思い出のものから手放してはいけない。手放すことにも慣れと練習が必要だ。一番手放しやすいモノからやってみることをおすすめする。モノに思い入れがあるのなら、写真を撮ってから手放すのも有効だ。

2. 高価だった

手にいれる時に高価だったものに、人は価値を感じやすい。経済学の言葉で「保有効果(別名、授かり効果)」というものがある。人は一度所有したものや環境に高い価値を感じて、それを手放すことに抵抗を感じるようになるのだ。手に入れたものではなく失うものの方を重視する傾向があるということだ。手にいれる時に高価だったものはより心に執着を生みやすい。

しかし、市場で売られているものは概ね、買った瞬間を境に価値は下がっていく。時間の経過とともに、古くなったり、流行から外れていくからだ。高価だったことが理由で手放しにくいとき、以下を試してみてほしい。

・今いくらで売れているか?メルカリサイトなどを見て相場を調べる

・今この商品をもう一度同じ値段で買いたいと思うか?自問自答してみる

今市場で売れる値段がそのモノの本当の価値だ。自分にとって、それが本当にまだ価値を感じるものかが分かるはずだ。

3. 苦労して手に入れた

入手困難だった、希少価値が高かった、それを手に入れるのに努力が必要だったときも、モノへの執着心を増幅させる。でも、安心してほしい。モノ=苦労そのものではない。モノを手放してもそれを得るために努力した経験は消えない。

4. まだ使う/使えるかもしれない

これまで使う機会がなかったモノは、現時点で必要な状況に直面したことがないのだから、これからも使わない可能性が非常に高い。また、使えるかもしれないモノは、使えるかよりも、自分が絶対に使いたいと思うかを考えよう。そのモノをみて気分が上がらない場合、そのモノはもうあなたにとっては役目を終えているかもしれない。

5. 二度と手に入らないかもしれない

これを捨ててしまったら二度と手に入らないかも、という気持ちは、手放す気持ちを吹き消してしまう。その根底にあるのは、失敗するかもしれないという不安と、失敗を恐れる心だ。

でも大丈夫。これだけセカンドユース市場も充実している時代だ。メルカリ、中古買取販売業者などによって、古い本や服なども、探せば大体手に入る。インターネット販売も充実している。誰かの手作りだったりしたもの等以外は、絶対に買い戻せないなんていうことはない。どうしても欲しくなったらまた買い戻せばいい。心のハードルを下げて、軽い気持ちで、手放してみよう。

6. もったいない

ものを捨てるのに罪悪感を覚えて捨てられない・・・そんな人は、モノに感情移入してしまう、とても優しい人かもしれない。実際に、HSP(Highly Sensitive Person)と呼ばれる繊細な人は、モノが捨てにくい傾向があるそうだ。捨てる=モノの死だと思うと、自分の手にかけてモノを墓場へ送るなんて到底できないかもしれない。

そんな人には、「捨てる」以外の手放し方をお勧めしたい。今、セカンドユース市場は活況だ。売るもよし、寄付もよし、回収拠点にもっていくもよし。「これ、捨てるほどでもないんだけど、使ってないよなあ〜」なんてモノがある場合にも、うってつけだ。

おすすめアプリ

・メルカリ

・ジモティ

おすすめセカンドユースショップ/ サービス

・ブックオフ

・セカンドストリート

・フードバンク(※食品のみ)

・「エコリング」などの買取業者に来てもらう

・市町村や電気屋さん等で行っている不用品回収

7. 時間がない/面倒くさい/余裕がない/お金かかる

手放す時には自分の意思と決断が必要だ。そしてその決断を精査するため、また処分方法を検討したり実際に処分する時間が必要となる。モノを手にいれる時より手放す時の方が断然労力を要するのはこのためだ。

そんな時は、手放したら必ず起こることとメリットを繰り返し思い出してほしい。

手放すときっと起こる!素晴らしい効果

・生活空間に余裕ができる

 →掃除、手入れ、管理の手間が減る。収納用具を手放せる。

・時間の余裕ができる

 →掃除、手入れ、管理の手間が減り、自分の時間が生まれる。

・お金に余裕ができる

 →手放した時に後悔が発生し、安易にモノを買おうとしなくなる

・自分の「本当に大切にしたい価値観」「やりたいこと」が分かる

 →決断を繰り返す中で、本当に今の自分に必要なことだけ残っていく

・健康になれる(かも)

 →ホコリやダニによるアレルギーに悩まされることが減る

「生まれた余裕」で自分のやりたかったことに挑戦しよう!

モノは自分の分身だ。自分の周りがモノで溢れているときは、重くて身動きがとれにくいことが多い。「モノを手放すこと」で、確実に自分に余裕が生まれる。ぜひ、その余裕を活用してほしい。あなたが本当にやりたかったことや、挑戦したかったことをやってみるチャンスだ。ぜひ、今日から一つでも手放してみよう。

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